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C型肝炎のインターフェロンフリー療法が実現へ

category/ C型肝炎
2013/09/10 15:41:02

近い将来、インターフェロン(IFN)を必要としないIFNフリー療法も登場する見通しだ。IFNフリー療法はIFNの副作用を懸念する必要がなく、あらゆる患者にとって治療の選択肢となる。国内では、直接作用型抗ウイルス薬(DAAs:direct-acting antiviral agents)を2剤組み合わせたり、DAAsにリバビリンを併用するなど、複数のIFNフリー療法が開発されている。広島大病院長の茶山一彰氏は「将来は、IFNを使わない経口薬のみの治療法が第一選択になるだろう」と期待する。

C型肝炎患者には血小板や白血球の減少、貧血、うつ病、高齢などの理由でIFNを使った治療が受けられない例がある。糖尿病合併例では、IFNで糖尿病が増悪する恐れがあり、コントロールが良好でないと治療できない。IL28B遺伝子の一塩基多型(SNP)によっては、IFNが効きにくい患者もおり、IFNフリー療法の恩恵を受ける患者は数多い。
「IFNフリー療法の著効率は85~95%という印象だ」と話す国立病院機構長崎医療センターの八橋弘氏。

前治療無効例にも高率に著効
プロテアーゼ阻害薬asunaprevir非構造蛋白質の阻害薬であるdaclatasvirを併用するIFNフリー療法(24週)の国内第2相試験では、遺伝子型1bで前回治療(PEG-IFNとリバビリンの併用療法)無効の患者や不適格・不耐容だった患者を対象に実施。治療完遂者の77%がSVR24(投与終了後24週までHCVが持続的に陰性化)を達成した。国立病院機構長崎医療センター臨床研究センター長の八橋弘氏は「これまでのところ、国内外で臨床試験が実施されているIFNフリー療法の著効率は85~95%という印象だ。重篤な副作用は大部分で認められておらず、中には治療期間が12週間というケースもある」と評する。

ただし、IFNフリー療法には懸念も付きまとう。特定の分子を狙うDAAsでは、ウイルスの遺伝子変異により薬剤耐性が生じやすく、耐性変異株には、DAAsが効きにくくなるのではと考えられている。

asunaprevirとdaclatasvirの国内第2相試験では、試験前に患者のウイルス遺伝子を解析。被験者43例のうち10例がdaclatasvirの薬剤耐性に関連する遺伝子変異を持っていた。そのうち、5例はSVR24を達成したが、5例はウイルス学的失敗例だった。

茶山氏は「IFNを併用していれば、IFN自身の抗ウイルス効果で耐性株の増殖を抑え込めるものの、IFNを用いないIFNフリー療法ではDAAsが効きにくい耐性株があるとウイルスを抑え込みにくくなる可能性がある」と指摘する。IFNフリー療法の登場は副作用を軽減し、治療の裾野を押し広げる可能性を秘めると同時に、むやみに使えば薬剤耐性を広げる危険もはらんでいる。

 

副作用を抑えた治療法はとてもいいとは思いますが効果はどれほど期待できるのでしょうか?

今までもインターフェロンを必要としない治療方法が提案されてきましたが

あまり活用されていないというのは結局のところ現場の医師も現行の治療法の方が効果的と考えているからではないでしょうか?

この治療法が患者さんの負担を少しでも軽減できる現実な方法になれば最高ですね。

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参照元:C型肝炎のインターフェロンフリー療法が実現へ

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