B型肝炎の母子感染

B型肝炎ウイルスのキャリアである母親から子供への母子感染

検査イメージ

一般的にHBe抗原が陽性の性肝炎活動性が強い状態のキャリアの母親から生まれた子供に対して母子感染予防措置を行わなかった場合、ほぼ100%母子感染が起こります。さらにこれらの子どもの85~90%がキャリアになり持続感染者となる事が分かっています。

一方、HBe抗体が陽性の感染力が比較的弱いキャリアの母親から生まれた子供では、感染確率は約10~15%でキャリア化する可能性は比較的低いです。しかしながら妊婦検診でHBe抗原が陽性のB型肝炎ウイルスのキャリアであることが分かったいれば、分娩直後に適切なB型肝炎ウイルスの母子感染予防の処置を適切に行うことで、母子感染を95~97%阻止する事ができます。HBe抗体が陽性のキャリアであることが分かった場合でもB型肝炎ウイルスの母子感染予防措置を行うことでより母子感染の可能性をさらに低くすることができますので必ず医師に処置をご依頼ください。

妊婦がHBs抗原陽性ならばHBe抗原陰性であっても、肝細胞内にはHBウイルスが存在しています。また、これまでの研究によってHBs抗原陽性でHBe抗原陰性の妊婦から出生した乳児でも、その10%程度に一過性感染が起こり、急性肝炎や劇症肝炎が発生している事がわかっています。
ですので劇症肝炎や急性肝灸等の発生を少しでも防止するために、キャリアの妊婦から出生した乳児に加えて、HBs抗原陽性、HBe抗原陰性の妊婦から出生した乳児をも対象としたB型肝炎母子感染防止対策を行う必要があると考えられています。

キャリアである母親の授乳によるB型肝炎感染 先に述べた通り母親がキャリアであっても、生まれた子供に対してB型肝炎ウイルスの母子感染予防が適切に行われていれば特に授乳を制限する必要はありませんが、母親の乳首や子供の口に触れる部分に傷や出血がある場合、母子感染予防が防げる以上のB型肝炎ウイルスがが子供の口から体内に入り、B型肝炎ウイルスに感染する恐れがある為、それらの傷が治るまでは授乳は控えるようにしてください。

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